観葉植物及び花弁
- 石灰窒素は窒素成分を持続的に規則正しく供給します。
- 石灰窒素は残留しないので、次の作付けには問題がありません。
- 高い石灰成分は土壌構造を改善します。
使用例
花卉の種類 | 施肥量(kg/10アール) | 使用時期 |
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球根類(一般的) | 30 ~ 50 | 乾燥した植物で秋の終わり又は冬に広範囲に散布する。 |
グラジオラス(球根) | 40 ~ 50 | 球根植付後雑草が出現する時又は球根敷設2 ~ 3週間後。 |
チューリップ及び ラッパスイセン(球根) | 40 | 植付数日後 |
ベコニア(球根) | 35 ~ 40 | 出芽前 |
矮小落葉樹(バラ等) | 40 ~ 50 | 休眠から間もなく半凍結土壌相当の発現前まで |
針葉樹及び他の常緑樹 | 窒素要求量により 30 ~ 40 | 植物が乾燥している状態で、発芽前のみ散布する。 |
ホップ
- 石灰窒素は窒素成分を長期持続的に規則正しく供給します。
使用例
施肥時期 | 施肥量(kg/10アール) | 備考 |
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切り取り及び無被覆前 | 30 ~ 40 | |
切り取り及び無被覆後即時 | 30 ~ 40 | 広範囲に散布 |
追加事項
遅肥も可能ですが、ホップの若葉が若干葉焼けする危険があるので注意すること。
圃場試験においては収量には影響はありませんでした。
タバコ
早期施肥においても、永続する窒素効果は作物の栄養要求に適合します。
均一の色に乾燥します。
タバコの灰や燃焼の改善及びタバコ葉内の硝酸水準を低めるので、高品質のタバコが得られます。
使用例
施肥時期 | 瀬肥量(kg/10アール) | 備考 |
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植付約4週間前 | 30 ~ 50 | 待機期間(7 ~ 12日間)を守ってください。 |
堆肥
庭園での廃物利用での高品質堆肥の生産
石灰窒素を用いると、庭園の観葉植物、花弄、芝草、草、苗木、落ち葉等の廃物を利用して高品質の堆肥を作ることが可能です。
石灰窒素の特殊な窒素形態と高石灰含有量は有機物の腐敗の加速と微生物活動を促進します。分解後は無害になります。
石灰窒素を用いて作られた堆肥はすぐに使用が可能です。 腐植土と石灰窒素の混合は豊富な石灰と窒素を有する堆肥を作ります。
石灰窒素を用いて作られた堆肥は不愉快な臭いがしません。
堆肥の作り方
20 ~ 25cm層の高さに有機物を積み、もし必要ならば充分な水を撒く。
次に層の表面に1㎡当り100 ~ 150gの石灰窒素ペルカを均等に散布する。
上記を繰り返し、堆肥を作る。
追加事項
正しい方法で散布すればミミズに害はあたえません。
堆肥の堆積が1.5m以上にならないようにする。
生ごみで堆肥作り
家庭の生ごみ箱での堆肥作り
- 石灰窒素が環境に不快な臭いを断ちます。
- 石灰によって水分が保持されます。
- 石灰窒素の特殊な窒素形態と高石灰含有量は有機物の腐敗の加速と微生物活動を促進します。分解後は無害になります。
生ごみ箱での堆肥作りの方法
箱の中に約25cmの高さの生ごみ層を作り、手一杯の石灰窒素ペルカを表層に均一に散布する。
苗木畑
- 年始めに施肥した場合でも、石灰窒素の窒素形態は洗脱の傾向が無く、長期間に渡って窒素を安全に供給し、長期永続的な窒素効果を約束します。
- 高い石灰成分が土壌中の急激なpHの低下を抑制します。
- 土壌の肥沃を促進します。
新植畑
施肥時期 | 施肥量(kg/10アール) | 備考 |
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苗木の定植 2 ~ 3週間前 | 30 ~ 50 | 土壌混和 待機期間を守ってください。 |
既存の苗木畑
施肥時期 | 施肥量(kg/10アール) | 備考 |
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2月末から 3月上旬まで | 30 ~ 40 | 感受性の高い木の葉には施肥を避けてください。(酸害の危険がある為) |